2023/3/26 2023年3月度俳句同好会吟行句会実施報告
2023年3月22日(水)に旧藤田邸跡公園で俳句吟行会を開催しました(参加者10名)。
旧藤田邸跡公園は、藤田財閥の創始者・藤田傳三郎が明治時代に造営した邸宅の跡地であり、築山、滝、流れを基本とした、江戸時代以前には見られない様式の庭で、わが国の近代庭園史を考えるうえでも貴重であり、2004年に大阪市の都市公園「桜之宮公園」の一部として一般に公開されています。
この日は、3日ほど前の天気予報では雨となっていましたが、予報は見事に外れ、一日快晴で、公園には、辛夷、花桃、馬酔木などが咲き誇り、桜も開花が始まっていました。一時間半余りの公園での吟行を終えた後は大川沿いに出て、咲き始めた桜並木を散策するなど、参加者全員が水の都大阪の春を満喫するとともに、心地よい汗を流すことができました。
吟行会の後は社友会事務所に帰り、昼食をとり、いつものように、吟行でのメモや歳時記を片手にひとり5句を出句し、その中から各自が良いと思う5句を選び、選ばれた句ごとに、講評、意見交換、添削などを実施しました。
竹縄誠之(代表世話人)
旧藤田邸公園での集合写真
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