会員皆様の健やかで
明るい生活を応援します。

今回の料理教室は「春野菜の回鍋肉」「たたき胡瓜」「味噌汁」「水羊羹」の４品。蘊蓄コーナーのテーマは「寒天とゼラチン」です。

ゼラチンとは、牛や豚のコラーゲンを熱分解した動物性タンパク質。プルンと弾力のある食感で、洋菓子のゼリーやムースになります。一方寒天は、天草を原料とする植物繊維の固まり。心太（ところてん）を凍らせて乾燥させたものを、棒状や糸状に加工したもので、主に和菓子に使用されます。

冷やすのに時間がかかるので、「水羊羹」からスタート。棒寒天を水で戻していなかった（６時間かかる）ため急遽粉寒天を使用。沸騰させて煮溶かせ、こしあんを加えてさらに溶かしていく。分離を防ぐため、ボウルに移して冷水に浮かべて徐々に冷やし、型に入れて冷蔵庫へ。

「回鍋肉」は春キャベツと新タマネギを湯通し（20～30秒）。豚肉もゆでてからフライパンで調味料と合わせて炒めます。今回豆鼓醤（トーチージャン）がなかったのでお味は如何かな？

「たたき胡瓜」は、大葉・生姜・茗荷のみじん切りを入れ、味付けには粒マスタードを使います。

皆さんからは、「水羊羹は思った以上に甘く量が多かった」「今度スーパーで豆鼓醤探してみよう」「たたき胡瓜が一番美味しかった（？）」などのご意見がありました。

本日のレシピをご要望の方は、当方までご連絡ください。（文責： 筑瀬）