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３月の料理教室は７名の出席で開催されました。今回のメインは“大根ステーキ”と“肉じゃが”です。それにちなんで「蘊蓄コーナー」は“大根”です。

日本には地域毎に１００種類以上の大根がありますが、最もポピュラーなのは、スーパーでよく見かける青首大根です。甘みがあり、煮物・味噌汁・サラダと万能の大根。地方の大根では、桜島大根（鹿児島）、聖護院大根（京都）、三浦大根（三浦半島）などが有名。サラダに使うラディッシュ（二十日大根）は、その名の通り種まきから20日で収穫できることから命名されたそうです。大根はその上部・中部・下部に各々の特徴があるので、それを料理にうまく活かしましょう。

「大根ステーキ」は１㎝幅にカットした大根をバターでソテーします。みりん・醤油・酒で味付けして、最後はピザ用チーズをかけて出来上がり。しっかりと焦げ目をつけるためには、大根の両面に鹿の子に包丁を入れてください。

「肉じゃが」は少々変わった作り方です。ジャガイモを皮ごと竹串がすっと入るまで25分以上ゆがきます。皮を剥いて皿に盛り付け、そこに豚肉・糸こんにゃく・新玉ねぎを炒めて味付けたものをぶっかけて出来上がり。

「しじみの味噌汁」は、昨今中国産が多い中、担当者が探しまわって“島根県宍道湖産”のしじみをゲットしてくれました。アサリほど大きい宍道湖のしじみからでた出汁の味噌汁は最高です。機会があれば是非お試しください。