今回の料理は「たまごサンド」、従って「蘊蓄コーナー」も“たまご”です。
●消費用として最も好まれるのは鶏卵。他には、アヒル・ウズラ・イクラ・キャビアなども好まれます。受講者の中にはダチョウの卵を食べた人が居ました。
●“ゆで卵”を作る時は、卵を室温に戻してからゆでますが、たくさんゆでる場合は沸騰水からでもOK。5分で半熟、12分で固ゆでになります。また、茶碗蒸しとだし巻き卵を作る際の「卵と出汁」の割合は、[卵3:出汁1]でだし巻き卵、逆の[卵1:出汁3]で茶碗蒸し、[1:1]なら卵豆腐になります。生食する場合の賞味期限は産卵後2週間、但し25℃で保存する必要あり。日本では鶏卵を十分な管理の下で洗浄しているので生食できますが、海外では衛生上生食できません。ロッキーがトレーニング中に食べていた生卵は日本産かな?
●たまごサンドは東西対決!「銀座のたまごサンド」と「京のたまごサンド」の二種類です。「銀座」は一般的なゆで卵を使ったもの。固ゆでの卵をフォークで細かく砕きマヨネーズで軽く混ぜます。(練ってはダメ)これをマヨネーズと辛子を塗ったパンにのせて、レタスで覆ってパンで蓋をします。卵は一人前で2個使います。
●西の「京」は卵焼きを挟んだもの。こっちは一人前3個。まずパンに辛子バター・マヨネーズを塗って、乾かないようにラップで包んでおきます。たまごの黄身と白身は完全に混ぜきらずに、強火でさっと焼き上げてスクランブル状でサンドする。そのシンプルさは絶妙です!
●今日は特別に珈琲を準備しました。以前カルチャー同好会で「珈琲教室」を開いた時の“自称コーヒーマイスター”に二種類の豆(コロンビアとモカ)を用意してもらい、飲み比べができました。
●マン・day料理教室は、今回で70回目を迎えることができました。ひとえに先輩諸氏のおかげと感謝しております。引き続き100回(?)を目指して行きたいと思いますので、新たにご参加頂ける方はご連絡をお待ちしています。
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