社会福祉に携わる
仙台支部 和久 実
※事務局・注 写真をクリックすると拡大表示されます。
私ごとではありますが、この度、民生委員・児童委員の活動を15年にわたり取り組み、社会福祉の向上に貢献したという事で、8月30日に開催された第59回仙台市社会福祉大会に於いて仙台市長より感謝状を頂いてまいりました。
和久 実さん
この大会開催にあたり、仙台市より個人346名・団体27の受賞者代表として挨拶の依頼がありましたが、私にはそのような経験もなく、荷が重すぎてお断りしておりましたが、担当者の熱心な依頼と、私もこれまで先輩や仲間、地域に支えられながら今まで大過なくやってこられたことの感謝の意もあり代表挨拶をお受けすることにしました。
大会の会場は仙台市民会館です。事前にリハーサルを行うことで、早めに会場入りしました。
ホールに一歩足を踏み入れると目の前にある檀上に私がそこに立って挨拶をすると思っただけで、この歳にして足が震えました。
仙台郡市長より感謝状を授与される
さて表彰式も終わり挨拶を行う時が来ました。
静まりかえった会場に登壇、自分の足音だけがコツコツ聞こえる中、いつもと違った歩き方のような不自然を感じながら舞台中央へ、このようなドキドキを味わいながら式は無事終わりました。
代表として挨拶
私のこれまでの民生委員・児童委員の活動を思い返してみますと、2011年3月の東日本大震災時、私は民生委員に委嘱された一期目の新人でした。地震発生数時間後には避難所の設営・炊き出しの協力、担当している高齢者の安否確認や健康状態の聞き取りなど、やることが次から次へと押し寄せてきましたが、地域の方々や他のボランティア団体、行政関係者と共に前へ進んで行った事を思い出します。
民生委員・児童委員は、支援を必要とする人を見守り、相談援助を行うなど地域福祉を実践し、隣人愛を信条とします。
高齢者・障害者・災害時要援護者・児童母子世帯の調査・実態を把握、最近では高齢者への振込め詐欺、悪徳商法防止の呼びかけが多くなっています。
児童向けとして、「ふれあいコンサート」開催のサポートを行っています。
これらの活動は、やりがいはあるのですが、民生委員・児童委員のなり手がなかなか居ない現況です。私の今後の役割は、この活動に興味をもってもらえるよう、呼びかけつづけ新しい担い手を探し、新陳代謝をさせていくのが私の課題と考えております。
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