第29回復興熊本応援ツアー・ガンバレ熊本の旅
山と温泉同好会は年に2回、バスで観光地を訪れ会員相互の親睦を深めています。会員は約40名です。
熊本地震から1年が経過しました。今回は甚大な被害を被った熊本応援ツアーを5月27日に企画しました。まず、被害の大きかった益城町を訪れました。青いビニールシートを被せた家、崩れた石塀、更地になった土地、川の両岸に積まれた土嚢。1年が経過した今も大きな傷跡が随所に残っています。車窓からの見学でしたが被害の大きさが想像されます。復興はまだまだ道半ばの状態です。
次に地震から1年後に見学が再開されたサントリービール工場を訪れました。麦芽・ホップ・天然水のこだわりに関する説明のあと、製造工程の見学を行いました。待望の試飲タイムでは「3杯まで試飲可能」とのことで空腹の中で出来立てのビールを堪能しました。既に12時半を超えており、酔いが回ってきます。
昼食の後、熊本城見学へ移動しました。天守閣にはシートが被せられ、クレーンが見られます。天守閣・櫓・石垣が崩れ、ここでも地震の大きさがうかがえます。復旧は20年の歳月と600億の費用を要するとのことです。アルコールと暑さで少しバテ気味状態の中、帰途に着きました。
今回の旅行で地震被害の大きさを再確認し、復旧への長い道程を感じた一日でした。最後に各人が熊本土産を購入し、僅かですが復興に向けて応援できたかも知れません。
山と温泉同好会では昔懐かしい<あの場所は今?>をテーマに数十年前の記憶をたどりたいと思っています。皆さんの参加をお待ちしています。
石丸 雄三
5月31日
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