第51回「マン・day料理教室」開催(2017.12.13)
●事前に送られてきた今回のレシピを見てビックリ!メインの寿司に始まって計5品、時間内にできるのかなぁ…とちょっと心配です。
●毎回恒例となった「料理蘊蓄(うんちく)コーナー」のテーマは、“出汁のおいしさの科学”。“出汁の旨味”は、グルタミン酸(昆布)とイノシン酸(鰹節)の相乗効果であり、短時間で旨味成分をさっと取り出すので雑味が少ない。欧米のシェフは「一生かかって自分のソースを完成させようとする」が、和食の料理人は「出汁一つで一生かかって素材を探す」そうです。う~ん、奥が深いんだぁ~なぁ
●今回の料理は…
①手綱ずし ②温かいほうれん草のだし仕立て ③白身魚とキノコの蒸し煮 ④しめさばのサラダ ⑤アイスでイチゴのスープ仕立て の計5品です。使える寿司桶が一つしかなかったので、大きく寿司グループとその他に分かれてスタートです。
「手綱ずし」はサヨリがなかったので鯛で代用。ラップをひいた巻きすの上に、海老・たまご・きゅうり・鯛などの具材の表を下にして斜めに並べ、棒状のすし飯を乗せて巻いていきます。これには全員がトライして思った以上に上手にできました。もちろん見た目もきれいで食べても美味しかったのですが、やっぱり講師の寿司飯が決め手でした!
「しめさばのサラダ」はポテトサラダにしめさばをトッピングして、特製ドレッシングをかけるもの…ですが、しめさばがなくて手綱ずしで使った海老で代用。講師曰く「だまされたと思って是非しめさばを試して」とのことです。一度お試しあれ…
デザートの「アイスでイチゴのスープ仕立て」は、“アイス+イチゴ+牛乳”をミキサーにかけて冷蔵庫で冷やし、その上にグラニュー糖を加えたイチゴをトッピング。イチゴの香りが引き立つカシスのリキュールがポイントだ。
●三宅講師の一口メモ
・寿司飯は新米より古米の方がおいしい(新米は水気が多いため)
・どんな米でも、洗ってざるに上げ30分おいてから同量の水で炊くとおいしい
・海老は1cmほどの水に酒・塩を加えてゆでる(酒塩)と、ふっくらとおいしい
(文責 筑瀬)
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