本年度2回目の歩こう会を26名の参加(新人4名含む)を得て8/29に開催しました。
場所は富山県の南部に位置する「おわら風の盆」で有名な八尾町(やつおまち)です。
例年9月1日から始まる有名な「おわら風の盆」は小さな町に3日間で20万人近くが訪れ賑わいます。今回の歩こう会はおわら本番前で静かな街並みの散策となりましたが、充分に祭りの雰囲気を味わいました。
まずはJR高山線の八尾駅を出発し、門前町八尾発祥の寺「聞名寺」の大伽藍を見学しました。
傘片手に元気に出発 天満町を通過
聞名寺の大伽藍 石段
聞名寺の境内にて全員で記念写真
途中で大きな雨が降り出し足取りが重くなったものの、「坂のまち八尾」を象徴する見事な高い石垣を見ながら、ぼんぼりが立ち並ぶ小路を進む頃には小降りとなり、ボランティアガイドさんとの待ち合わせ場所に到着。
坂のまちの石垣 雨にも坂にも負けず元気な女性陣
ボランティアガイドさんと合流
二班に分かれガイドさんの案内で「おわら風の盆」ツアーの開始しました。まずは「日本の道百選」に選ばれた石畳の諏訪町通りを歩きました。
ここの「えんなか(側溝)」を流れる水の音が「残したい日本の音風景百選」にも選ばれているとのこと。
越中八尾諏訪町 日本の道百選、音風景百選 おわら風の盆での諏訪町踊り流しの様子
一班の面々 二班の面々
踊りの町流しでは胡弓などとともに水音が伴奏になるとか。風情があります。両側の家々も風情のある作りとなっており、どの家も二階は踊りの町流しがよく見えるように作られています。郵便局も通りの景観に合わせて板塀に囲まれており雰囲気を盛り上げています。
町流しのエピソードなどを色々聴きながら、おわら資料館に到着。ここでは「おわら風の盆」の紹介ビデオや貴重な歴史的資料を見ることができました。
次に踊りの町流し撮影ベストスポットである「おたや階段」で記念撮影。
そして、お待ちかねの昼食会場へ。
花街のあった鏡町の演舞場所です おたや階段から見る踊りは特に人気
昼食は、古い町屋をそのまま使ったお食事処「おんのじ」さんの座敷で頂きました。
アルコールを少々飲んだあと、八尾名物の蕎麦をおいしく頂いたところでお開きとなりました。
乾杯はまだかな~ 喉が渇いたよ 美味しいビールと蕎麦に舌鼓
今回は坂が多かったことと歩き慣れない年配者にはキツかったと思いますが、雨も上がって楽しい一日となりました。
静岡県の人が富士山に登らないと一緒で富山県の人でも八尾に出かけたことが無いという人が結構います。
これで自慢できる話が1つ増えました。
次回は「庄川峡」を歩く予定にしていますので皆さんご期待ください。
(杉本 記)
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