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新薬師寺は奈良時代に広大な敷地を有する大寺院でしたが、その後の火災や自然災害で寂れ、現在は僅かな敷地に本堂と幾つかの史跡とともに、ひっそりとたたずんでいます。本堂には天平塑像の傑作と言われる十二神将が薬師如来像を取り囲み、色鮮やかに彩色されていた跡が僅かに残り、当時の荘厳さを彷彿とさせていました。(写真①)

新薬師寺から、ときおり陽がさす春日大社の深い森を抜けると、鹿がお迎えしてくれました。参道は着物を着た七五三の親子連れや、外国人観光客で賑わっていました。

春日大社は 全国に約1,000社ある春日神社の総本社で、ユネスコの世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されています。社殿は20年毎に建て替えられており、あでやかな朱色をしていました。(写真②)

説明熱心なガイドさんに、最後尾は食事時間ギリギリに若草山の麓にあるレストランに到着しました。1万歩に高低差45mの行程は少しきつかった方もおられましたが、全員がお待ちかねの葛切り、柿の葉寿司と奈良の名産が入ったご馳走を楽しむことでき、最高の1日となりました。(写真差③)

次回は来年5月23日(金)、京都「建仁寺とその周辺の散策」を計画しています。

ご参加、お待ちしています。