11月25日(金)、ちょうど見頃を迎えた紅葉を愛でながら世界文化遺産「天龍寺」と嵯峨野を散策しました。
今回の参加者数は97名、新型コロナ第8波の足音が聞こえる中、予想以上に多くの方に参加頂きました。
殊に京都は大勢の行楽客や訪日客で賑わっている為、混雑回避を考慮しつつ天龍寺中門で10時迄に集合し、各班7~10名で10班に分け、更に1~5班はAコース、6~10班はBコースと二手に分かれ、10人のボランティアガイドの方々に案内して頂きました。
Aコースは、中門から良縁・子宝・学問の神様「野宮(ののみや)神社」、松尾芭蕉の弟子・向井去来の別荘「落柿舎」前を通り、嵯峨小倉山の中腹にある日蓮宗の寺院「常寂光寺」を拝観。そして、時代劇俳優・大河内傳次郎の別荘「大河内山荘」、両サイドに約400mに亘る竹に覆われた「竹林の小径(こみち)」を通り抜け、最後に北門受付から「天龍寺」に入場。Bコースはその逆回りで全行程3.5㎞同じ個所を巡りました。
嵯峨嵐山に建つ臨済宗の禅刹「天龍寺」は京都を代表する寺院の一つ。なかでも「曹源池(そうげんち)庭園」は、日本で最初に史跡・特別名勝に指定された場所です。特に今年は紅葉が美しい当たり年といわれ、その絶景は多くの人を惹きつけていました。
12時半から天龍寺直営の「篩月(しげつ)」で昼食。鎌倉時代禅宗の教えとともに中国から伝来した精進料理を頂戴し、京都市指導のコロナ感染防止対策に基づいた席並びの中で会員間の交流を深めました。
好天に恵まれ、錦秋の紅葉狩りと味覚に心を動かされた今回。
次回は、来年5月26日(金)「琵琶湖に浮かぶ聖地・竹生島の歴史を訪ねる」を計画しています。
乞うご期待!!
投稿者:西谷美也子
世話人:熊野史夫・今中久子・鎌田正稔・永田輝・増田光夫
常寂光寺山門にて
篩月にて精進料理を食す
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