2023年度第4回撮影会は、俳句同好会との共催で、1泊の貸切バス旅行として実施しました。俳句同好会と共催のⅠ泊吟行撮影会は2019年までは恒例行事でしたが、コロナ禍で4年間実施できず、久々の開催となりました。
写真同好会会員17名、俳句同好会会員7名(俳句、写真両会に所属の会員2名)、ゲスト参加の社友会会員7名で合計29名が参加しました。
大阪・梅田に集合し、ゆったりの大型貸切りバスで出発。この日は不安定な天候で、途中休憩のSAでは雨風に見舞われ、その上とても寒くて、先行きが心配されました。 ほぼ予定通り午後2時に出雲大社に到着。寒いながらも雨は上がり、神社内を散策、撮影しました。旧暦の10月は神無月と言われますが、神様が集まる出雲大社は神在月です。11月22日から29日が神在祭に当たり、初冬の寒い平日にも関わらず、多くの人が参拝に訪れていました。出雲大社の近くの稲佐の浜は風が強く荒波が大変な迫力でした。時折陽が射して光芒が波を照らし、被写体として素晴らしい瞬間に出会うことができました。 稲佐の浜の後は日御碕へ向かいました。日御碕は日本海に沈む夕陽が人気の名所です。雲間から陽が顔を出す瞬間もあり、光芒が荒海に映え、とても変化のある写真が撮れたと思います。ただ初冬の日本海、寒くて風が強く、波の飛沫が舞い、潮からカメラを守りながらの撮影にはとても苦労しました。 初日は玉造温泉に泊まり、会食と温泉で1日の疲れを癒しました。
2日目は曇りがちの天候。まず松江城を散策し、その後安来市の古刹・清水寺で紅葉の境内・寺院等を撮影し、境内の食事処で精進料理に舌鼓を打ちました。 昼食後は安来市の足立美術館へ。横山大観等の日本画と日本庭園で大人気の美術館です。 特に日本庭園は借景が取り入れられ、日本一の庭園と言われています。絵画・陶器等の美術品は撮影禁止なので、美術品を鑑賞しつつ、紅葉の庭園を撮影しました。
ほぼ予定通りのスケジュールで、大阪・梅田に無事に帰着。久しぶりの1泊旅行に参加された方々は、十分満足されたようです。 昨今の貸切りバス料金、宿泊代の高騰に予算面が心配されましたが、従来とあまり変わらない費用で収まり、とてもいい旅行となりました。 投稿者:松崎公道
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