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3月16日に、奈良県北西部に位置する平群町福貴畑地区の初春の絶景ポイントを歩きました。3月中旬にしては暖かい日差しの中で、41名が心地良い汗を流しました。

午前中は、桃、モクレン、レンギョウ、サンシュユ、ボケ、桜等が360度咲き乱れる景色を見ながら、春の香りを満喫しました。大阪府下を一望できる十三峠で昼食休憩の後、急な坂道をおりました。途中、近くの園児の集団と一緒になり、園児から、ガンバッテと声をかけられました。玉祖神社で大きなクスノキ（大阪府天然記念物）を拝んで、全員無事に反省会に向かいました。

なお、次回（4月6日）は、兵庫県　武庫川渓谷（旧福知山線廃線敷）と桜の園に行く予定です。

【概要】

桜の園（亦楽山荘）はかつて笹部新太郎氏が1912年（明治45年）に拓いた演習林で、当時は全国から集められたヤマザクラやサトザクラが30種類、5000本以上も植えられていたそうです。新太郎氏の没後、山は荒れ放題になっていましたが、1999年より宝塚市の里山公園「桜の園」となりました。水上勉氏の小説「櫻守」に登場する竹部庸太郎は笹部新太郎をモデルにしています。かつて蒸気機関車が走っていた武庫川の渓谷沿いに続く約4.7㎞の旧福知山線廃線跡（敷）は、四季折々の景観の美しさ、生物の多様性から都心に近いハイキングコースとして親しまれています。童心に戻って『Stand by Me』気分を味わいませんか？

総歩行距離は8.4ｋｍ、歩行時間は約4時間、難易度1.5（体力度１、技術度1.5）です。

山歩き同好会世話人（文責　斉藤真一）

十三峠芝生広場

玉祖神社