会員皆様の健やかで 明るい生活を応援します。

■あいさつ

【設立２０周年を迎えて】
ー今迄の振り返りと今後の課題ー

2024年6月30日
角　賢司

会員の皆様には、平素より社友会活動にご理解、ご協力頂き、深謝申し上げます。
アステラス製薬社友会は、皆様のご支援・ご協力のおかげで本年で２０周年を迎えることになりました。
2005年のアステラス製薬発足とともに、旧山之内製薬社友会基金を母体に藤沢薬品工業からも資金を拠出頂き、アステラス製薬（旧山之内製薬、旧藤沢薬品工業）及びそのグループ会社を退職した勤続２０年以上の役員・従業員の入会希望者を対象に「社員相互の交流と親睦を通じて社員の健やかで明るい生活の実現を目指す。併せて、社員の一員として務めを果たす事」を目的として当社友会は発足致しました。
設立当初は本部と6支部（札幌・東京・静岡・名古屋・大阪・福岡）の体制でスタートし、翌年には仙台支部、広島支部が設立され8支部体制になりました。
2005年～2007年、初代故河石清理事長、2代目高橋二三夫理事長により体制の基盤作りがなされました。
2008年には財政状況が悪化し、株の売却による補填をせざるを得ない状況になり、定款に記した「2025年までは解散しない」ことも危惧され、当社友会が次世代、将来に亘って継続するための抜本的な収支構造の改善に向けて2008年12月に市中滋郎理事長が「マスタープラン検討委員会」を立ち上げました。この時に組織も「一般社団、財団法人法」施行に伴い「有限責任中間法人」から「一般社団法人」となりました。
本委員会は続く飯田道夫理事長、市川邦英理事長、太田仁司理事長の4代に亘り2014年9月まで活動し、慶祝者の見直し、「社友」発行回数を年4回から3回に、同好会補助額の減額、弔慰金（配偶者）廃止等の厳しい施策の実施も余儀なくされました。
これにより、ようやく収支構造の改善が見られ、またアステラス製薬株の配当増額もあり財政状況が好転したことから、2016年に石井康雄理事長が「活性化委員会」を立ち上げ、同好会補助金増額、新入会員増加策として一定期間入会金特例免除等活性化を図りました。
2018年の今堀勝理事長当時には北陸支部が大阪支部より独立して、現在の９支部体制になりました。
2021年の御代川善朗理事長は社会貢献活動の一環として小児がんの患者・家族をサポートする「ゴールドリボン・ネットワーク」個人寄付をスタートさせました。
桝田恭正前理事長当時にはコロナ禍により活動自粛を余儀なくされましたが、そういった中で「デジタル化プロジェクト」を立ち上げ、Microsoft365及びワンネットシステムを導入し、個人情報のセキュリティー強化や、事務局業務の効率化、支部活動への支援に向けて現在進行形です。
2023年5月コロナの2類から5類への移行を受け、ようやくですが徐々に元の活動に戻りつつあります。ウクライナ侵攻、パレスチナ紛争等の不安定な外部環境と急激な円安による物価上昇に対して、アステラス製薬株の配当金増額もあり本年度から全体行事、同好会への補助金を増額することに致しました。
現在会員数は6月30日現在、3380名（男性2926名、女性454名）平均年齢73.6歳（90代以上117名、80代925名、70代1276名、60代867名、50代以下195名）ですが、ご覧のとおり会員も高齢化しており、若手、女性会員の入会促進が課題のひとつです。また、時代の流れで増加してきた早期退職制度による就労会員の増加で今迄以上に社友会活動も多様化を求められております。
スポーツ系同好会への参加が難しい高齢会員や平日の参加が難しい就労会員、入会が少ない女性に向けて、新たな取り組みをしてまいります。「社員の健やかで明るい生活の実現」のために、多様化している会員の様々な興味あるテーマ「健康関連情報」「医療・介護の関連情報」「旅行やグルメ」「IT、SNSで巧妙化している詐欺被害対策」等の情報発信や会員相互の繋がりを図るため、会員の皆様と支部・本部のコミュニケーションを強化して少しでも皆様のお役に立てるよう当社友会を運営したいと思っております。
今後とも皆様のご協力、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

■社友会概要

• 1. 名　称：『一般社団法人　アステラス製薬社友会』
• 2. 沿　革：
  2005年4月1日『有限責任中間法人　アステラス製薬社友会』設立
   2008年12月1日 『一般社団法人　アステラス製薬社友会』に名称変更
   支部：札幌・仙台・東京・静岡・名古屋・北陸・大阪・広島・福岡（全国9支部）
• 3. 理事長：角　賢司、副理事長：横田　智広
• 4. 会員数：3,346名（2024年4月01日現在）
• 5. 活動内容： ①定時社員総会、理事会、全国役員会、各種委員会、支部幹事会 ②各種行事（各支部毎）…支部総会、同好会/教室
• 6. 頒布品（全会員に配布）：カレンダー、薬品セット
• 7. 情報提供…会報『社友』（年3回）、ホームページ
• 8. その他サービス…慶祝金、弔慰金、提携先サービス（保険関係）